今週の月曜はジャンプが休刊だったことに全く気づかず、帰国して駆け込んだコンビニで、先週と同じジャンプを買ってしまった残念すぎる大人、ゾリラバです、こんばんは。
どーすんだ、これ。
とりあえず気を取り直して、録画しておいたアニワンでも観るとしましょう。
Contents
走れサンジ
今週のアニワンは、原作の865話“ねぇマザー”に相当します。
“走れサンジ”のサブタイのとおり、ペロスペローの飴に固められたレイジュ達の救出に向かうサンジが熱い。
それを阻もうとダイフクら敵が次々と立ちはだかるオリジナルシーンがいろいろと挿入されています。
ダイフクがこすこすして出した魔人にサンジが「またお前か」と言って反撃するシーンとか。
サンジがてこずる描写が増えるほど、レイジュの「サンジ、あなたの優しさを見くびっていた」というセリフが生きてきますね。
ルフィサイドの援護
また、混乱するビッグマムに、改めて割れたマザーカルメルの写真を見せようとするルフィのサイドも、カタクリvs.ジンベエ&ベッジ&ペドロの闘いや、オーブンvs.ブルックの闘いが、オリジナルシーンも含めてふんだんに盛り込まれています。
特にオーブンvs.ブルックのサシの勝負はなかなか見応えありました。
ソウルソリッドでオーブンを丸ごと凍らせてしまうなんて、ブルックったらまるで青キジみたいですね。
オーブンとのやりとりでは、スカルジョークをかます余裕まで見せています。
今回のビッグマム篇でのブルックは実に頼もしい。
オリジナルシーンの効果
10分くらいで読める16ページの一話分を1時間のアニメにするというのはなかなか大変な作業だと思います。
最近は、尺を長くするため無駄に引き延ばし過ぎというアニワン批判もあるようですが、ゾリラバは、原作のイメージを崩したり、違和感を感じさせたり、ストーリーを歪めたりしない限りにおいては、原作の隙間を埋めるオリジナルシーンはありかなと思います。
今回も、所々でカタクリが見聞色を発動するシーンや、ビッグマムが割れた写真をつなぎあわせようとして改めて事態の重大さを認識するシーン、サンジがペロスペローの飴を壊すシーンなど、巧みに原作を補完し盛り上げることに成功している気がします。
たとえばサンジがスカイウォークで空中に上がり回転しながらテーブルをかかと落としで叩き割る技は、ルフィとの決闘でルフィにとどめを刺した技と同じに見えたのですが、そうだとするとなんだか胸熱。
来週はいよいよ、ビッグマムの過去編に突入です!
誰かが言っていたような気もしますが、
アニメワンピースは、小説の行間を埋めるようなものだとだと思います。
ジャンプ掲載時には、泣く泣く削ったシーンなど、
実は山ほどあるとお見受けします。それらを少し反映させているような気がします。
アニメが先走って、今後の展開に影響を及ぼすようなことはしないはずですから。
そして、ジェルマの特撮ヒーローっぽいのは『東映』の真骨頂とも言えますよね。
行間ならぬ「コマ間」を埋めて、尚且つ、さらなるファン拡大へつながるような映画やアニメの存在。
もう無くてはならないものです。
かく言う私も、アニワンからファンになった経緯があります(”◇”)ゞへそ!