ワンピース第1016話“お玉でやんす‼︎”感想・考察(その2)ヤマトの仲間入りの期待高まる!“僕はルフィと一緒に海へ出る”宣言が熱い!

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ワンピース第1016話“お玉でやんす‼︎”感想・考察(その2)ヤマトの仲間入りの期待高まる!“僕はルフィと一緒に海へ出る”宣言が熱い!

投稿日:2021年6月15日 更新日:

以前サムネイル用に描いたヤマトのイラストがどうも気に入らず描き直しから始めたブログの優先順位がおかしいゾリラバです、こんばんは。

ようやく本文に取り掛かれます。

いやー、今週のヤマトがカッコ良すぎて、どうしてもサムネをヤマトにしたかったんですよね。

ヤマトを描くのは本当に楽しくて、一生懸命少女漫画のイラストを描いていた小学生の頃を思い出します。

ナミさんやロビンちゃんも描いてて楽しいんですが、ヤマトのあの髪といったら!

藤色から銀色、エメラルドグリーン、コバルトブルーへと変化するグラデーションが美しいことこの上なし。

赤銅色の意志の強い瞳も最高れす。

 

さて、雑談はこのくらいにして、早速昨日の感想の続き、いってみましょう。

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

バオファンは発信機プラス

以前、目の紙を着けているもの同士が通信できるのは、モノの能力(目の紙の特殊な力もしくは絡繰動物の性能)なのか、ヒトの能力(バオファンの能力もしくは種族の能力)なのかどっちだろう、と書きました。

これまでの描写だとどちらとも取れるのですが、ゾリラバはどちらかというと、クイーンが発明した絡繰動物(メアリーズ)や紙が主体というよりは、バオファンの能力を活かすためにそれらのモノが用いられているのではないかと思っています。

あちこちに「子機」はいても、常に全体が見えているのはバオファンだけのようなので。

今週、ボロボロになっていてもナミをアシストしたりと渋い活躍をしているウソップが、バオファンを捕まえて「こいつが発信機だ」と言っています。

でも単にラウドスピーカーの役割なら、ブラックマリアのところにいた目の紙女もやっていました。

バオファンの厄介なところは、あちこちの状況が「見える」ことでしょうね。

ヴィオラの下位互換ですけど。

 

司令官お玉登壇

バオファンを発信機として、とうとうお玉が名乗りを上げました。

先週、きびだんごを食べたブリスコラが寝返ってないのは、効力が切れたのか、はたまた効かないSMILEもいるのか、と書きましたが、これはどうやらお玉ちゃん自身が直接命令をしないと部下にできないという流れですね。

そういえば、きびだんごを食べたスピードも、ルフィの言葉に「お前の家来ではない」と逆らってましたっけ。

なるほどねー。

あれも伏線だったとしたらすごいなー。

 

話があちこち飛んで恐縮ですが、ドレスローザのシュガーは、ホビホビの実の能力でオモチャに変えた者達に言うことを聞かせるために、「契約」を結んでいましたね。

「ドンキホーテファミリーには逆らわないこと」と。

今回も、お玉ちゃんが命じて初めて、麦わらの一味その他の反カイドウ軍にとって味方になるわけかー。

うーん、なるほど。

 

ちなみにゾリラバ、お玉ちゃんの名乗りに「お玉ちゃん!!?」と反応したのがサンジだったのがちょっと意外でした。

討ち入り前に麦わらの一味がしばらく編笠村で過ごした時に会ってはいるのでしょうが、特にサンジとお玉ちゃんの接点が描かれていないので。

尾田っちの頭の中にはいろいろ裏エピソードがありそうですけどね。

 

因縁の親子対決

再びカイドウに敗れて鬼ヶ島から放り出されたルフィに代わり、とうとうヤマトが父カイドウのもとにたどりつきました。

できれば実の父と子が本気で闘うところはあまり見たくないと思ったのですが。

ヴィンスモーク・ジャッジとサンジの闘いもしんどかったです。

それでもヤマトが海に出るには、絶対的な支配者である父カイドウを倒さなくてはなりません。

なぜならヤマトは、単に冒険がしたくて海に出たいわけじゃないから。

8歳でおでんの日記を読み、そこに記されていた何らかの使命を果たすために、おでんに代わって出航しなければ、とずーっと思ってきたわけです。

だからこそのヤマトの覚悟。

最初からぶれてません。

そしてその出航のためには、ワノ国から父カイドウを追い出し、ワノ国を開国することが大前提のようですね。

 

僕はルフィと一緒に海へ出る!!!

お前を「ワノ国」から叩き出した後にな!!

 

いや、もう、ちょっとこれ、ヤマトの仲間入り、確定じゃないですか?

てか、これで仲間にならなかったら悲しい。

それくらいもうゾリラバ、ヤマトに夢中です。

ウォーターセブンを出港する時も、新しい仲間フランキーと改めて仲間に戻ったロビンとウソップの歓迎の宴をやりましたからね。

ワノ国出航時は、ジンベエとヤマトですよ!

何ならお玉ちゃんもまとめて3人でもオケ!

もうホント、ヤマト、お願いします。

 

ここが「ワノ国」だから

今週のカイドウとヤマトのやりとりは、一言一言が意味深で、考察マインドをくすぐります。

お前を追い出す、というヤマトにカイドウが言った言葉。

 

どこでもいいんじゃねェぞ……‼︎

おれはここが「ワノ国」だから居座ってんだよ!!!

 

果たしてカイドウは何をどこまで知っているのか。

ロジャー海賊団とおでんの日記を読んだヤマトくらいしか知らなそうなジョイボーイのことをカイドウが知っていたのも驚きでしたが。

やはりおでん様の回想を通じて終始読者にも仄めかされていた、“ONE PIECE”や“空白の100年”や“世界の秘密”と「ワノ国」が何らかの深い関係があることを、どうやらカイドウは知った上で、長年ワノ国を支配しているようです。

 

ここで思い出される気になるセリフが二つ。

一つはセンゴクが言っていた

大物達はなぜこうも「ワノ国」に関わるのか

私にはとても偶然とは思えんのだ(第957話

というセリフ。

何十年も海軍トップに君臨してきたセンゴクでさえ、ワノ国の重要性の「意味」を正確に知らないようなのに、「大物」の一人であるカイドウは、少なくとも「ジョイボーイが来るまでにワノ国を開国する」ことの意義を知っているようです。

 

もう一つは、ラフテルに到達したおでん様が書き残した

ワノ国はかつて世界と接していたのだ(第967話)

という言葉です。

このセリフの意味が分かった時、ロジャーとルフィの夢の果てについても少し分かりそうな気がするんですが、幸いにして、さっぱり分かりません!

べべんっ!

 

ヤマト、発進!

つい渋い声でつぶやいてしまった懐かしいアニメのセリフではありませんが、ヤマトの本気の闘いがいよいよ見られそうですね。

勝てないのは承知の上だ!!!

という覚悟や佳し!

ルフィこそが光月おでんが待っていた「ジョイボーイ」と信じるヤマトと、「既にルフィは自分に敗れたからジョイボーイではなかった」と考える父カイドウ。

その対決の行方はいかに!

来週は残念ながら休載なので、今後の展開を考える時間はたっぷりありますね。

 

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