仕事のストレスをブログを書くエネルギーに変換できる装置を誰か発明してくれないかなと思う文系人間、ゾリラバです、こんばんは。
今週のワンピースを読んでワクワクした気持ちも、水曜くらいになると現実世界の有象無象の前にしぼんでくるのですが、もう一度、ワンピースを読み直して気持ちを奮い立たせたいと思います!
ドンキホーテ・ミョスガルド聖の改心
魚人島編で、オトヒメ王妃が、狭量な天竜人の見本のようなミョスガルド聖から魚人島の移住を支持する一筆を貰ってきた時には、一体どうやって説得したのかと不思議でしたが、ミョスガルド聖が想像を遥かに越える立派な人になっていたことは嬉しいサプライズでした。
愛の人、オトヒメ王妃は、ごくまっとうな正攻法でミョスガルド聖を諭して改心させていたのですね。
人格の力とでも言うべき偉業です。
同じドンキホーテ家のホーミング聖(ドフラミンゴ父)が、天竜人の立場を捨てて「人間」になろうとして、悲劇的な末路をたどったのを知っている読者としては、天竜人のままでありながら「人間にしてもらった」と言い切るミョスガルド聖に、ちょっと救いを見たような気になりますね。
天竜人の名字
それにしても、これまで登場した世界貴族は皆、単にチャルロス聖とかシャルリア宮といった具合に名前でしか呼ばれていなかったので、ミョスガルド聖の登場にはいろんな意味で驚かされました。
てっきり日本の天皇家のように、世界貴族には名字がないものと思っていましたが、
世界貴族(天竜人) ドンキホーテ・ミョスガルド聖
ですからね。
考えてみれば天竜人は世界を創造した20の王家の子孫ですから、当然、由緒正しい名字があって然るべきなんですよね。
アホのチャルロス聖にも名字はあると。
天竜人の名字、気になります!
ドンキホーテ家のミョスガルド聖とドフラミンゴ
同じドンキホーテ姓のミョスガルド聖とドフラミンゴとの縁戚関係も非常に気になるところです。
ミョスガルドにしても魚人島編で登場したミョスガルドの父(マイダデェ)にしても、容姿はドフラミンゴ一家とは似ても似つかないですが、わざわざドンキホーテの名字をここで出してくるということは、きっと何かあるはず。
ミョスガルド聖がドンキホーテ一族だったことも、他の天竜人の名字が伏せられていることも、きっと何かの伏線というか、背景があるんでしょうね。
明かされる時が楽しみだえー♪
シャンクスという謎
シャンクスは、ワンピース第1話から登場し、主人公ルフィの冒険のきっかけと目標を作った、間違いなく物語の鍵を握る超重要キャラであるにも関わらず、未だに多くの謎に包まれた人物です。
そのシャンクスが今週、更に大きな衝撃を読者にもたらす形で登場しました。
世界政府にとっては、四皇という世界最悪クラスの海賊であるはずのシャンクスが、天竜人の最高位と明かされたばかりの五老星に隠密で面会しているというのは一体どういうことなんでしょう。
シャンクスは、頂上戦争の時も、登場しただけで戦争を終結させ、白ひげやエースの亡骸を引き取ると言った時もセンゴク元帥に「お前ならいい」と言わせる何かを持っていました。
そして今週、改めて世界の最高権力であることが判明した五老星に、「君だから時間をとった」とまで言わせています。
ゾリラバは、シャンクスが「実は世界政府側の人間だった」とか「天竜人の血筋によるコネがある」といった話ではなく、単に、シャンクスの海賊としての実力や穏やかな人柄を認めている五老星が、世界の安定を希求しているという点で利害が一致しているシャンクスを、王下七武海やCP0と同様に利用していて、シャンクスはシャンクスで思惑があって、五老星と繋がることで世界政府を利用しているような気がします。
でなければ、ロジャーからシャンクス、そしてルフィへとつながる麦わら帽子に仮託された、未だ明かされていない物語の核が揺らいでしまうから。
ホントに最近のワンピース、展開が凄すぎて目が放せません!!!