数々の前人未到の記録を更新し続ける“ONE PIECE”の記念すべき第1000話を読んで、エースとヤマトのやりとりが尊すぎて、なかなか先に進めなかったゾリラバです、こんばんは。
もう語りたいことが多過ぎて、何回で書ききれるかわからないので、今日は余計な前置きなしに、早速いってみましょう。
以下、今週の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
シシリアンの涙
屋上に向かうルフィのために、シシリアン率いるミンク族が5階を制圧してくれていました。
「わし達にはこんな事くらいしかできぬが」と言うシシリアンに、ルフィが言った台詞がまた泣かせます。
おれ、忘れてねェから!!
お前らが命懸けで雷ぞうを守った事!!
人の名前は覚えられなくても、大切なことは決して忘れないのがルフィ。
今週のサブタイトルはズバリ“麦わらのルフィ”ですが、早くも1ページ目からその意味が良くわかるルフィクオリティが示されてますね。
それにしても、ネコマムシ、カメマムシ(=ペコムズ)に続き、シシマムシって…
ルフィは名前を覚えていないミンク族は「マムシ」系で統一することにしたみたいです(笑)。
やはりネコマムシの旦那のインパクトは別格だったのでしょうか。
「シシ」を覚えてただけでも、ルフィとしては上出来かな。
マルコの余裕と対大看板戦
流石はマルコと言うべきか、大看板2枚のディフェンスをあっさり抜いて、(多少乱暴ながらも)ゾロをあっという間に屋上に送り届けました。
カイドウの懐刀のキングとクイーンが相手ですから、もう少し手こずるかと思いましたが、軽口を叩きながら余裕のミッション・コンプリートです。
むしろ大変なのはこの後でしょうか。
キングとクイーンを屋上に行かせないために、攻守入れ替わって戦うとなると、さすがにマルコ一人では厳しいかも。
ブラックマリアの花園?で足留めを食らっているサンジくんあたりが来てくれると、以前予想した対戦カードに近くなるんですが。
城の3階から屋上に向かわずライヴフロアに戻ってくるという動線はちょっと考えにくいですかねー。
でもマルコに言われて城に向かったロビン、ブルックと交替で、サンジがこちらに来る可能性はあるかもです。
機動力に優れた遊軍としての役割が、サンジの最も得意とするところですからね。
それからちょっと気になったのが、クイーンの首。
なんだかメカっぽいですよね。
元々恐竜の能力者なのに、更に改造したんでしょうか。
ベガパンクがバーソロミュー・くまの身体を少しずつ改造したみたいに、マッドサイエンティストっぽいクイーンも自分をメカ化してるのかしら。
なんか、フランキーと気が合いそうだ……。
モモの助に渡るおでんの日誌
ヤマトはおでん様の航海日誌を九里で拾ったといっていましたが、やはりあの処刑の日におでん城に駆けつけていたんですね。
燃える城から誰がこの貴重な資料を救い出してくれたかはわかりませんが、ちょっとロビンの故郷オハラのバスターコールの時の出来事を思い出しました。
あの時も、燃える“全知の樹”から、学者達が命懸けで人類の叡知の結晶である書物を湖に投げ入れて避難させていました。
おでん城でも、その無名な誰かの機転により、歴史的価値のある資料がヤマトに受け継がれたわけですね。
河松が日和を連れて逃げる時に懐に入れたものが、水中に落ちた可能性もあるけれど、無名の誰かの機転の方が感慨深いかも。
そのおでん様の日誌が、よりによってカイドウの息子(娘)ヤマトの手に渡り、それが彼(彼女)を感化したというのがまたすごいことです。
そして今回、20年の時を経て、おでんの正統な跡継ぎであるモモの助に渡った奇跡。
それにしても、ヤマトはモモの助も赤鞘九人男もみんな死んでしまったと思ったからこそ、自分が「おでん」となって意志を継がなければ、と決意していました。
今回、モモの助に自分の「バイブル」とまで言っていたおでんの日誌を渡したということは、もうおでんを名乗ることは止める、という決意表明なのかもしれませんね。
じゃあもう、やっぱりヤマトは麦わらの一味に入って海へ出たらいいよ!
ただ、ルフィの仲間になるにはいろいろなことを知りすぎているのが、逆に心配なんですよねー。
今週、さらにエースから、ルフィの「夢の果て」についてまでヤマトが聞いていたことが判明したし。
なんかヤマトが知りすぎていることが死亡フラグみたいで、逆にとても不安になってきましたよ。
長くなってきたので、エースとヤマトの尊いやりとりの詳細ほかについては、また明日書きます!