半ば覚悟してたとはいえ、GWに海外出張が入り、悲しみにうちひしがれているゾリラバです、こんにちは。
10連休という言葉を聞くたびに、寂寥と無情の風が心を駆け抜けます。
べ、別に4連休でも、た、楽しめるし?
げに悲しきは宮仕え。
気分が上がらない日曜日ですが、気合いを入れ直して、今日のアニメワンピースの感想、いってみましょう!
今週のアニワンの構成
結論からいうと、今週のアニワンは、原作第905話の3ページ分しか、ストーリーが進みませんでした。
そのかわり、インペルダウン編と頂上戦争の懐かしいシーンがてんこもり。
今と画風の違う放映当時の映像をそのまま使っているイワンコフの解毒シーンなどは、ややイワ感あったけど(イワさんだけに)、ま、トータルとしては新しいファンに親切な過去編挿入なのかも。
サカズキの決意
新しい海軍本部であるニューマリンフォードと、新しい元帥であるサカズキの決意を紹介するために、アニメオリジナルなセリフもたくさんありました。
新元帥になったサカズキは、海軍を出禁にした大将藤虎がマリンフォードに現れたというニュースに怒り心頭。
今は半隠居の身の元元帥センゴクに、“大変だろう、元帥?”とからかわれ、不機嫌さを隠そうともしません。
更に、ルフィの懸賞金が15億ベリーになったことも、ご立腹の原因のよう。
部下のTボーンや黄猿にまで八つ当たり気味です。
ま、いきり立つサカズキを尻目に、のんびり爪を切りながら“お~かしいよねぇ、あの麦わらが15億だもんねぇ”と煽る黄猿も黄猿ですが(笑)。
毎週、原作にない秀逸なアニメオリジナルシーンにゾリラバから勝手に贈られる「今週のアニオリ賞」は、サカズキの手に握られたルフィの手配書が燃え上がり、
あのガキ、あの時なんとしてもぶっ潰しておくべきじゃった
というサカズキのセリフが続くシーンですね。
大海賊時代は2年前の頂上戦争で海軍が終わらせたはずだったというサカズキのモノローグから、今週の長い過去編に入ります。
懐かしの名シーン
そこから残り時間のすべてを使って、インペルダウン編と頂上戦争の振り返りです。
懐かしいシーンを観られるのは嬉しいけど、ゾリラバは、ダイジェストではワンピースの面白さや感動がうまく伝わらないと日頃から思っています。
ダイジェストをきっかけに、もう一度あのシーンを読んでみたいとか、まだ読んだことないけどちゃんと読んでみようと思う人が増えればよし、ということなんだろうけど。
今回のインペルダウンのダイジェストも、狙いが今一つ不明瞭でしたが、もしこれが、今夏公開予定の新作映画“STAMPEDE”と先日発表された今夏のワンピースプレミアショーを視野に入れたものなら、納得できないこともないかな。
たとえば今週、インペルダウン回想で改めて紹介されたバギーやMr.3は、映画「スタンピード」に登場することが既に確定しています。
また、ワンピース名シーン中の名シーンであるボンちゃんがインペルダウンに単身残ってルフィを送り出す場面は、プレミアショーに登場するらしい(!)現在の消息が気になるボンちゃんの物語のプロローグなのかもしれません!
そこまで考えての今週の長い過去編なら、ゾリラバもその深慮遠謀に納得せざるを得ないな…(なぜ上から?)。
今後のアニワンの展開
原作で、ワノ国編が始まるのは、第909話からなので、今週5分の1しか進まなかった第905話を含めてあと4話分、ワノ国編以前のエピソードがあります。
しかも、905話から908話は、ゾリラバが何回にも分けて感想・考察を書かなくてはならなかったほど、内容が濃い!
また、ワンピースの映画が公開される直前には、アニメワンピースでも映画と連動したオリジナルストーリーが放映されることが近年の傾向です。
そうなると、ワノ国編は映画が公開される8月以降に持ち越されるかもしれませんね。
うーん、映画も楽しみだし、ワンピースプレミアサマーも楽しみだし、アニメのワノ国編も楽しみ!!
幸せだー!!!(←単純)