ワンピース第1044話“解放の戦士” 感想・考察(その2)オロチの最期⁉︎光月おでんの娘としての日和の想いと矜持に涙

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ワンピース第1044話“解放の戦士” 感想・考察(その2)オロチの最期⁉︎光月おでんの娘としての日和の想いと矜持に涙

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今週の“ONE PIECE”第1044話の衝撃のせいで、月曜からずっと寝不足気味のゾリラバです、こんにちは。

「春眠暁を覚えず」にもほどがあるぞ!

というくらい、朝起きるのがつらいです。

夜ふかしをワンピのせいにするのもなんですが、今週は何度読み返してもいろいろ発見があるのだガネー。

 

さて昨日は、新たに明かされた驚きの事実を掘り下げる記事を書いたために、今週の最新話の感想が途中になっていました。

感想・考察(その1)を書いて(その2)を書かないのは中途半端なので(←でもわりとよくある)積み残しの日和vsオロチサイドの話や扉絵の感想、いってみましょう。

 

以下、一昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

ニジ、ヨンジの大ピンチ

ビッグ・マム海賊団に捕らえられ、“書司”モンドールの「ブクブクの実」の能力で拘束されたジェルマ66のニジとヨンジ。

今週は、プリンちゃんのグーパンチが可愛く見えるほどの危機に見舞われているようです。

ビッグ・マムをはじめ幹部達がワノ国に出払っているこの時期、ジェルマの科学力の秘密を探るためとは思えないサディスティックな雰囲気で、今にも解剖せんとばかりに刃物を持った面々が、ニジとヨンジに群がっています。‼︎

日頃から包丁が遊び道具の39女アナナ(8歳)が中心に見えるのが、なんかめちゃ怖いんですけど‼︎

 

後ろではオーブンが楽しそうに煽っています。

向かって左が28男のカトウで、中央の長い帽子を被っているのが32男のブラウニー。

そして右のタコの人魚らしき女性は20女のプリムですね。

ジンベエに代わりタイヨウの海賊団を率いるアラディンの妻プラリネの双子のお姉さんです。

 

レイドスーツを着ているとはいえ、これはニジヨンジ、かなりヤバい状況では。

サンジを虐めた二人は憎たらしいけど、扉絵連載で悲惨な末路を迎えることはないでしょうから、なんらかの助け船があるのでしょうね。

考えられるのは、

① ジャッジ、イチジ、レイジュが救出に来る

② ビッグ・マムが倒されたという情報が入って、解剖どころではなくなる

③ プリンが何らかの助け船を出す

 

このいずれかもしくは組み合わせかなー。

ニジ、ヨンジがサンジをボコボコにしたことで怒りのグーパンチをお見舞いしたプリンちゃんでしたが、「腐っても愛しのサンジさんの兄弟」を見殺しにせず助け船を出すという展開が面白い気がしますが。

でも尾田っちはいつも予想の斜め上を遥かに超える面白い展開を用意しているので、3つとも予想がはずれると良いなと思ったりする屈折したファン心理!(笑)

 

口を慎め無礼者!!!

今週の日和は、本当にカッコ良かった‼︎

オロチに向かって言ったこのセリフと表情が最高です。

 

ONE PIECE第1044話

 

今週、日和の回想で、今は亡き光月おでんの偉大さを改めて感じましたわ。

日和は2回も「父は約束を守りました」と繰り返します。

日和の心の中には、押し付けられた理不尽な「約束」でも守り抜いた父への想いと、元々不平等な「約束」さえ反故にした卑怯なオロチへの憎悪が、ずっとあったことでしょう。

よくもまぁ狐の面ひとつで20年間も隠し通したものです。

 

面をつけてオロチの好きな「月姫」を弾いている日和は、小紫時代のようにオロチを「ぬし」と呼んでいますが、この期に及んでなお上から物を言うオロチに対して、狐面を外して「口を慎め無礼者!!!」と啖呵を切るところ、ホント最高。

 

両親の仇のオロチの側で無念と悲しみを隠し、今日という日を待ち続けた日和が、自ら鬼ヶ島に乗り込んでオロチの最期を見ることができて良かったな、と思います。

仇討ちは侍達に任せて自分は邪魔にならないように隠れている、と語っていた日和よりずっと素敵です。

そして燃えるオロチを見ながら日和が言った言葉が意味深!

「光月」は…約束を果たす一族‼︎

 

これは単に父おでんが約束を守り抜いたことだけを言っているのではなさそうです。

でも日和はまだ鬼ヶ島に来てモモの助と会っていないので、おでんの航海日誌に書かれていたことは知らないはず。

とすると、20年前はまだ6歳だったのでノーマークだったのですが、もしかしたら日和は父おでんか母トキから光月家の使命について何かしら聞いていたのでしょうか。

 

愚かで無様

オロチは最期まで安定のゲス野郎ですねー。

心にもないことを言ってみっともなく命乞いをしたかと思うと、最期の命の火が燃え尽きようとしているカン十郎に日和を殺させようとしてみたり。

まさに日和が言うように「愚かで無様」。

 

でも本当にこれで最期かな?

オロチが我欲のために人生を狂わせたカン十郎の命の残り火によって、日和の目の前で最期を迎えるのはきれいな終わり方だと思いますが。

生き汚くてしぶといオロチのことだから、これくらいではまだ死なない気もします。

オロチにはさっさと退場して欲しい反面、日和と同じようにオロチの側で20年間耐え忍んだ傳ジローの活躍を諦めきれません(笑)。

 

でもルフィがそろそろカイドウを倒してしまいそうなので、オロチサイドでもう一波乱あるとすればその前でしょう。

来週にはまた続きが読めるかもしれませんね。

 

ゾリラバのゾロの安否も超心配ですが。

あ、最後にゾリラバのって野心出ちゃった。

 

 

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