職場で「時差ボケが酷くて」と嘆いたら、「時差ボケで天然ボケが上書きされればいいのに」と冷たく言われたゾリラバです、こんばんは。
昨日、途中で力尽きた地名・国名の考察の続き、早速行ってみたいと思います!
昨日の記事で、ワンピースに登場する地名のネーミングは、以下の4パターンに分類できるという話をしました。
- 風景や特徴そのままの素直なネーミングの地名
- 日本語をユーモラスにひねった地名
- 外国語を使用したオサレな地名
- 由来がよくわからない(語呂や語感が良いという理由でなんとなくつけた地名)
まずは、冒険の幕開け、東の海(イーストブルー)から。
フーシャ村/ゴア王国
ルフィとエースとサボの故郷、ゴア王国とその辺境の村であるフーシャ村。
フーシャ村は、風車がたくさんあるからという素直なネーミングでしょう。パターン1ですね。
ゴア王国はなんでしょうね?
血なまぐさいスプラッタ映画などをゴア・ムービーと言ったりしますが関係あるかな。
短い単語だからノリと勢いだけかもしれません。違ってたらごめんね、尾田っち。
ゴア王国のゴミが捨てられるグレイターミナル(不確かなものの終着駅)は、パターン3ですね。語呂も良いし、曖昧なものが切り捨てられ最後にたどり着く場所というニュアンスも出ている素晴らしいネーミングだと思います。
フィリピンのマニラにあったゴミ捨て場のスモーキーマウンテンがモデルだそうですが、グレイターミナルの方が味のある名前ですね。
バラティエ
その他のイーストブルーの町は、バギーと初めて出会った(この時はまさかバギーが将来の最強面白キャラになるとは想像だにしなかった)オレンジの町にしても、ウソップの故郷シロップ村にしても、あまり深い意味があってつけたのではないような印象です。
そういえば、ゾロが捕らわれていたシェルズタウンは、何でshells(貝殻)?と思っていましたが、もしかしたら、海軍基地の町ということで、砲弾の方のshellsかもしれませんね。
初期の頃は、尾田っちも、それほど固有名詞のネーミングにこだわりがなかったのかもしれない。
・・・とゾリラバは長いこと思っていたのですが、大いに驚かされたのが、バラティエ。
ご存じサンジが副料理長をつとめていた海上レストランですが、バラティエという名も、バラエティの語順を入れ替えてちょっとおしゃれな感じの響きにしたのかとばかり思っていたら、なんと尾田っちの出身地熊本市内にあるレストラン『薔薇亭』からとったというじゃありませんか。
熊本に遊びに行ったとき、友人がステーキをごちそうしてくれたのが『薔薇亭』でした。
ちなみに、ルフィじゃないけど、うんめぇぇぇぇぇ!と叫びたいくらい美味しかったです。
これだから尾田先生は油断がなりません。
パターン4と思っていても要注意です。
バラティエはまさかのパターン2でした。
ローグタウンとリバースマウンテン
ローグタウンについては昨日、自信たっぷりに、Rogue town (ならず者の町)でしょう、と書きましたが、改めて11巻第96話を読み返してみたら、なんと町の入口に掲げられている看板に、Logue townと書いてあるじゃあーりませんか、奥さん。
Logue はラテン語起源の「言葉」とか「話」という意味の接尾語ですね。モノローグとかダイアローグとかプロローグとかのローグ。
そうするとLogue townとは、どういう意味でしょう。
もしかすると、海賊王ロジャーが処刑される時に放った最期の「言葉」、あの有名なセリフが大海賊時代の幕を開けたから、「言葉の町」ということでしょうか。
「言葉の町」の意味だとすると、それはそれで面白いですね。
そしてグランドラインの入口にそびえる山(?)リバースマウンテン。
これは文字どおり、Reverse Mountain (逆さ山)、海水が山の頂上に向かって流れる不思議山ということでしょう。
今週末は遠出をするので、更新が遅れるかもしれませんが、グランドライン篇も近いうちに書きたいと思います。
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